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耐火性能試験結果

  • 耐火試験結果
    • ● 2時間耐火性能試験【(財)建材試験センター 中央試験場】
      ● 試験方法:ISO834に準拠



      ●まとめ
      2時間加熱試験の結果、以下の内容が確認された。
      1. 遮炎性
       加熱中及び加熱終了後において、鉛直スリット及び水 平スリット共に裏面側(非加熱側)での火炎の発生及び 亀裂等で貫通する隙間は認められなかった。
      2. 遮熱性
      ISO834による測定結果は、加熱中及び加熱終了後におい て、裏面の平均温度及び、最高温度が次式による規定温 度を超えなかった。

      平均最高温度(Ta)≦140+初期温度(To)
        最高温度(Tm)≦180+初期温度(To)

       ここで、初期温度(To)は、試験開始時の裏面温度の 平均、試験体内部温度の平均及び試験体周囲の雰囲気温 度のうち最も低いもの。従って、本試験での規定温度は

        平均最高温度(Ta)≦140+23=163℃
        最高温度(Tm)≦180+23=203℃

       ここで、初期温度(To)は、23℃(試験開始時の裏面 温度の平均)であった。


  • 耐火性能
    • 耐火性能試験結果(スリット幅25mm)


      耐火性能試験結果(スリット幅30mm)


      耐火性能試験結果(スリット幅35mm)


      耐火性能試験結果(スリット幅50mm)


      ●まとめ

      1.遮炎性
       加熱中及び加熱終了後において、鉛直スリット及び水 平スリット共に裏面側(非加熱側)での火炎の発生及び 亀裂等で貫通する隙間は認められなかった。

      2.遮熱性
       ISO834による測定結果は、加熱中及び加熱終了後にお いて、裏面の平均温度及び、最高温度が次式による規定 温度を超えなかった。

        平均最高温度(Ta)≦140+初期温度(To)
        最高温度(Tm)≦180+初期温度(To)


      1.建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)第107条 第二項、第三項より

       二 壁及び床にあつては、これらに通常の火災による火熱が1時間(非耐力壁である外壁の延焼のおそれのある 部分以外の部分にあっては、30分間)加えられた場合に、当該加熱面以外の面(屋内に面するものに限る。)の 温度が当該面に接する可燃物が燃焼するおそれのある温度として建設大臣が定める温度(以下「可燃物燃焼温 度」という。)以上に上昇しないものであること。
       三 外壁及び屋根にあつては、これらに屋内において発生する通常の火災による火熱が1時間(非耐力壁である 外壁の延焼のおそれのある部分以外の部分及び屋根にあつては、30分間)加えられた場合に、屋外に火炎を出 す原因となるき裂その他の損傷を生じないものであること。

      2.構造スリット施工管理マニュアル(社)建築業協会(2001年10月発行)より抜粋

      2.1.3耐火性能
      スリット部は、適用部位に応じ、以下の耐火性能を有することとする。
      (1)外壁の場合、延焼のおそれがある部分は1時間、それ以外は30分(遮熱性、遮炎性)
      (2)内壁の場合、1時間(遮熱性)

      解説表2.1 部位別・階数別要求耐火性能

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